投入堂登山に行ってきた! かかった時間は?還暦リーチ女子の鳥取旅行記 2019

投入堂国内旅行

鳥取の「投入堂」へ登山に行きたいのだけど、かなり危険だと聞いたわ。女性でも登れる? 登山時間はどのくらいかしら?


投入堂は山の断崖絶壁に建てられた有名な鳥取県の国宝のお寺です。

私は還暦が目前の”女子”。娘と一緒に登ってきました。投入堂への参拝登山を考えている女子に向けて私たち母娘の体験を書きます 。

この記事を読めば

  • 投入堂までのおよその参拝登山時間
  • 女子にはどの程度きつい登山なのか?
  • 服装などの準備と注意

などを知って頂けると思います。

途中険しい箇所もあったけれど充実感は半端なかった。きつい場所は写真載せます。登れるか迷っている人は参考にしてくださいね!

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三徳山投入堂とは

三徳山三佛寺投入堂みとくさんさんぶつじなげいれどうとは、鳥取県三朝町の山(標高900m)の断崖絶壁の窪みに建っている三佛寺のお寺です。建立は平安時代後期、現存する神社建築では日本最古級と言われています。

日本一危ない国宝鑑賞」と言われる所以は、投入堂までの山道が険しく結構な難所があるためで、実際に過去に滑落死亡事故も何件かあったと聞きます 。

投入堂までの入山手続き

投入堂までのバスは三徳山参道入口で下車
倉吉からバスで行く場合は三徳山参道入口で下車

三佛寺の参詣者受付

案内所はバスを降りてすぐの石段を登ったところ。まずはここで参詣料を支払います。

投入堂までは大人800円、小人400円(小・中学生)
※本堂までなら400円。参拝受付時間は8時から15時まで(下山時間16時30分)

  • 1回目の靴底のチェックがあり。 (靴については後述)
  • 登山料は奥にある登山事務所で別途支払う。
  • 御朱印を希望する場合はここに預ける。


参拝受付をすませて進むとすぐに3つの院、皆成院、正善院、輪光院があります。 この3つの院は宿坊にもなっていて昼食に精進料理を食べることができるそう。(要予約)

三佛寺輪光院
三佛寺輪光院

いくつか見所もあるけれどここでゆっくり見ていると登山スタートがどんどん遅くなるので、サクッと見て先を急ぎます。すると結構な急な石段が。。

投入堂登山入り口
参道入口の300mの石段

さらに短い石段を登ると三佛寺、本堂があり、登山受付所はその本堂の脇です。

登山事務所での入山受付

入山受付

投入堂までの登山する人は必ず受付をします。
登山料200円を支払いリストに名前と時間を記帳すると輪袈裟(たすき)を渡されます。登山中は必ずこの輪袈裟をし、下山したら時間を記入し輪袈裟を返却です。

登山受付は必ず2名以上から。1名の場合は他の単独登山者と組むなど。

靴底と服装チェック

ここで靴底と服装などのチェックが。

靴底は
凹凸のある運動靴かトレッキングシューズで。滑りやすい靴底はNG。

投入堂登山用の藁草履_靴底チェックを通過しなかった人用

靴底チェックを通過しなかった人用にわらじが販売されている(700円)

服装は

  • 女性はスカート不可。
  • 両手、両足はフルに使います! 動きやすいもので。ジーンズは不向き。
  • ボトムは足首までしっかり隠れるパンツがオススメ
  • 両手が自由に使えるように荷物は小さめリュックがベスト。
  • ポシェットは不向き。
  • 軍手か手袋は必需品。

ポシェットをしていたのですが、ストラップが引っかかる可能性があると受付で指摘され、娘のリュックにしまいこみました。当日の登山スタイル

登山スタイル
靴はランニングシューズ(09:29)

その他の持ち物と注意事項

  • 帽子、タオルや水分など暑さ対策を忘れずに。
  • 途中に自動販売機はない。
  • 擦りむいた時用のバンドエイドや虫除けスプレーなども。
  • トイレは途中にないので登山事務所で済ませる。
  • 荷物預かり所はない。
  • 軍手は事務所で購入可能。
  • 天候状況によっては登山できない場合があり。

投入堂までの道のりと所要時間

三徳山全図
三徳山全図

投入堂までの道のりは
登山事務所〜宿入橋〜カズラ坂〜クサリ坂〜文殊堂〜地蔵堂〜鐘楼堂〜結掛堂・観音堂・納経堂〜投入堂、と約900M。標高差は200M。

案内によると、所要時間は往復で約1時間半〜2時間 。片道45分〜1時間ですね。

それでは、参拝登山の開始! 
※写真を撮った時間を表示します。ところどころ娘が登場します。

宿入橋から文殊堂へ – 難所はクサリ坂

いよいよここからが修行?の始まり。 

赤い山門をくぐり宿入橋を渡ります。2分ほどでカズラ坂へ。

木の根っこがめちゃめちゃ入り組んだ坂をよじ登ります。結構な急斜面なので、ところどころ根っこをしっかりと握らないと進めません。

投入堂カズラ坂_クライミング

カズラ坂_1 (09:32)

さらに5分進むとこんな感じ。

投入堂 カズラ坂からクサリ坂へ登山中
カズラ坂〜クサリ坂へ

途中、修行僧のような男性3人組がすごい早さで私たちを追い抜いて行きました。

いよいよ難関のクサリ坂です。

巨大な岩をクサリを手にして超えます。ここまで結構なペースで来ましたが、この坂はゆっくりと慎重に進みます。上の人が登り切るまで次の人は下で待ちます。

投入堂の難所 クサリ坂を登山中
クサリ坂_1 (09:50:23)
投入堂クサリ坂を登山中 もうすぐ文殊堂
(09:54)
投入堂クサリ坂を登山中 もうすぐ文殊堂2
(09:55)

登山というよりはロッククライミング!

ここで他の登山客に会う。
アジアからの観光客の女性3人組の一人が足を擦りむいたようで、バンドエイドで応急処置中。

その先はもう文殊堂。

絶景!! 文殊堂からの眺め

岩上に建てられている文殊堂は舞台作り。4方向の眺めが最高!!

周囲に柵や手スリはないので落ちたら命はない(^^;)

誰もいない貸切状態だったので、様々な角度から写真を撮りまくりです。

鳥取の絶景!投入堂文殊堂からの眺め
文殊堂からの景色(10:05)

15分休み次に進みます。後ろには大山。

鳥取の絶景!投入堂文殊堂 後ろは大山
(10:09)

鐘楼堂から投入堂へ

文殊堂を過ぎるとゴツゴツとした岩場になり歩きにくい。

地蔵堂で再び写真を撮り、鐘楼堂で鐘をつきます。馬の背、牛の背を通過。結掛堂・観音堂・納経堂へ。

結掛堂・観音堂・納経堂

左側は崖、暗くて細いうねった道を進むと、ついに投入堂が出現

ガイド試験の参考書や日本地図上で幾度となく見たこの写真。今自分がその目の前にいる感動

ついに断崖絶壁に建つ投入堂に到着

三徳山三佛寺投入堂へ(10:25)

文字通り断崖絶壁の窪に立っています。一体誰がどのように建てたのか。不思議!

言い伝えでは、706年に役行者が法力で岩窟に投げ入れたから「投入堂」と呼ばれるらしい。

これぞ絶景! 投入堂を眺めながら
(10:40)

お賽銭を崖のお堂に向かって投げ入れることができるから「投入堂」と思っていたわ。(笑) お賽銭箱は見当たらず。

下山

この日は平日の午前中だったので登山者もまばら。誰も来ません。

静寂の中投入堂をしばし眺めながら、困難を克服した達成感と充実感に浸りながら下山の途につきます。

帰り道は基本は同じですが、ところどころ登り専用、下り専用の箇所があり。下りの方が断然早いけれど、滑りやすく意外にハード。後半は足がガクガクして来ます。

時刻は11時過ぎ、この時間から登山を開始する人が増えてきた感じ。

地蔵堂付近で同年代の夫婦2組と出会ったので挨拶をし「もう一踏ん張り、もう少しですよ」と伝えてあげる。

「あ〜、もうひと頑張りか〜」と男性はのため息が背中で聞こえる。

11時半前に無事に登山事務所に到着、下山時間を記入したすきを返却で登山終了。

帰りに忘れずに御朱印帳を受け取りました!
三徳山投入堂の御朱印

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登山時間・難易度・注意点など投入堂登山のまとめ

登山開始が9時半、事務所での下山報告が11時20分頃。登山の所要時間は約2時間(文殊堂と地蔵堂で20分、投入堂で15分の休憩含む)と、目安の時間内で終えることができました

登るスピードは女性としてはやや早めでしたが、平日の午前中で登山客がまばらだったこともあると思います。

週末やホリデーシーズンは大変混雑します。途中で列ができ待たされることも。後ろから人が待っていると気持ちが焦り怪我につながる危険性もあり。なので、

「体力に自信がなく時間がかかりそう」「焦らすにゆっくり登りたい」なら、混雑を避けた平日の早い時間(朝8時以降)にスタートすることを強くおすすめ。

“日本一危ない国宝鑑賞”は本当だった

登山中は私と同年代もしくはもっと年上の方々もお見かけました。意外にシニアの方も多い。

 

上の写真のようにほぼ垂直の崖をよじ登るなど、険しい箇所があリます。

筋力に自信のない方、体調が悪い方は諦めるのが賢明かもしれません。途中で高齢の方が立ち往生し周囲に迷惑をかけることもあるらしいので。

三徳山は基本修行の場。行くと決めたらしっかり準備をした上で、気を引き締めて臨んでくださいね!

久々の充実感でした。 体力がある人は一度は訪れて欲しいパワースポットです!

投入堂までのアクセス

三徳山三佛寺投入堂
https://www.mitokusan.jp/
住所: 〒682-0132 鳥取県東伯郡三朝町三徳1010 
連絡先: (0858)43-2666

JR鳥取駅からの行き方

JR鳥取駅から
JR鳥取駅→JR倉吉駅→路線バスで「三徳山参道入口下車

鳥取米子空港から
鳥取米子空港駅→JR山陰本線倉吉→路線バスで「三徳山参道入口」下車

投入堂行きの路線バス(日の丸自動車)
JR倉吉駅前のバスターミナルから三朝温泉行きに乗車、約40分で到着

私たちは東京から鳥取まで飛行機で、鳥取は倉吉の駅前ホテルに宿泊しました。