英語で人に何かを依頼するときには決まった言い方があります。
ポイントは助動詞 Can, Could, Would の使い方!
英語での依頼の仕方を、カジュアルから敬語まで丁寧さのレベル別に分けて12フレーズを紹介します。
丁寧レベル別・英語の依頼フレーズ
上からカジュアル→丁寧な依頼の順番です。
- Please
- Will you?
- Can you?
- Would you?
- Could you?
- Would you mind if …?
- I wonder if you can?
- I wonder if you could?
- I was wondering if you can?
- I was wondering if you could?
- I would appreciate it if you could….?
- I would be grateful if you could ….?
見てわかるように、英語は
- 長い文章になればなるほど丁寧になる
- 現在形よりも過去形を使うとより丁寧になる
これを覚えておくといいです。
順番に紹介していきますね。
Please + 動詞

Please + 動詞
「明日電話して」
カジュアルな頼み方です。
pleaseがついてはいるものの親しい関係で使う表現。
話す時のトーンによっては相手に対する指示や命令的な言い方になるので気をつけて使いましょう。
目上の人や上司にはまず使いません。
Will you …? / Can you …?
Will you .. ?
Can you .. ?
「明日電話くれますか?」
Can you call me tomorrow?
「明日電話してもらえますか?」
Will you、Can you どちらも「〜してくれませんか?」の意です。
この2つは丁寧さに大きな違いはないのですが、あえて言えば
Can you の方が相手が出来るかどうかを考えてお願いしている分 Will youよりは丁寧になります。
このフレーズもカジュアルなので、ビジネスで使わないのが無難。
Would you …? / Could you …?

Would you …. ?
Could you …. ?
助動詞を過去形にすることでずっと丁寧な表現になります。
「明日電話してくれませんか?」
Could you call me tomorrow?
「明日電話してもらえませんか?」
お店や他人に何かお願いする際にこの Would your, Could you のいずれを使えば、相手に失礼にあたることはありません。
Will you → Would you 、Can you → Could you のように助動詞を過去にすることで丁寧な依頼となる。
Would you mind if ….?
mind を使った依頼の仕方もあります。
Would you mind if … ?
「明日電話してくれませんか?」
I wonder if….? / I was wondering if …. ?
I wonder if ….?
仮定法にすることで間接的により丁寧さを表現することができます。
「明日電話をいただけますか?」
I wonder if you could call me tomorrow?
丁寧度 could > can
ここも can を couldと過去形にすることでより丁寧にすることができます。
※ ifの代わりにwhetherを使った I wonder whether you could go and…などの言い方もあります。
I wonder if よりもさらに丁寧なのが
I was wondering if …. ?
「恐れ入りますが明日電話をいただけませんでしょうか?」
あまり聞く機会がないかもしれませんが、I was wondering if could は非常に丁寧でフォーマルに何かを依頼する際に使われるフレーズ。
Would you be able to … ? / Would it be possible to … ?

be able toを使った表現。
「〜していただくことは可能かどうか」を聞くとき
Would it be possible to call me tomorrow?
「明日お電話して頂くことは可能でしょうか?」
I would appreciate it if ..? / I would be grateful if …?
「〜していただけるとありがたいのですが」を英語で表すなら
I would appreciate it if you could
I would be grateful if you could
I would be grateful if you can/could call me tomorrow?
「明日お電話頂けると幸いです(有り難いです)」
この2つはニュアンス的にはほぼ同じです。
さらに丁寧に表現したければ really やgreatly をはさみ、i would greatly appreciate it if you could などにします。
ビジネスでよく使うので、丸暗記しておくと英文のビジネスレターもサクッとかけて便利ですね。
まとめ 【4つの助動詞 will/can/would/could】
以上、英語で依頼するさいのフレーズを丁寧さ順番に紹介しました。
もう一度まとめると
- 4つの助動詞 will, can, would, couldを使い分ける
- 助動詞を過去にする、仮定法にすることで丁寧な表現になる
- 英語は過去形になるほど、長い文章になればなるほど丁寧な表現になる
ビジネスではよく使われるのでシチュエーションに合わせた敬語、丁寧表現を使いこなしてくださいね。
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