イギリスのビジネス英語 – BBC TV『マネーの虎』で学ぶプレゼン

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動画(YouTube) を使ったおすすめのイギリス英語の勉強法の紹介です。

今回は、BBCによるリアリティー番組『Dragons’ Den』というテレビ番組がとても面白いのでイギリス英語でのビジネス英語教材や動画を探している方に紹介したいと思います。

1. 起業家と、ビジネスの世界で大成功を収めたミリオネアーたちとの真剣勝負
2. 海外のさまざまビジネスアイデアが入手できる
3. そして何よりエンターテイメント番組を観ながら、イギリス人の英語プレゼンとビジネス英語を学べるのです。

ご存知ない方のために、以下にまとめてみました。

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イギリス版『マネーの虎』で学ぶビジネス英語とプレゼンスキル

Dragons’ Den では、ビジネスアイディアを持った起業家が投資家の前でピッチ(プレゼン)をして気に入ってもらえれば希望する金額を出資をしてもらえます。

投資家は不動産、ファッション、IT、小売、サプリメントなどそれぞれの業界で成功をしているプロ中のプロです。みなミリオネアですが癖のある方ばかり。彼らと、緊張感みなぎる起業家らの本気のやりとりがこの番組の魅力です。

現在はシリーズ12が放送中。人気ぶりが伺えます。

Dragons’ Denのルール “I am out”

番組の流れは、
起業家はドラゴンと呼ばれる5人の投資家の前で3分以内にプレゼンテーションをします。ルールとして、自分(達)の名前、ビジネス名、投資して欲しい希望金額、見返りに差し出す株の割合を提示しなくてはなりません。

例えば、

I am looking for an investment of 80,000 pounds in exchange for a 2% of my business.
「8万ポンド投資してください。私の会社の株2%を差し上げます。」(1,000万以上の投資額に2%の持分って少なくないですか?)
We are here today seeking 40,000 pounds for a 15% equity share. とか、
We are asking for 5,000 pounds in return for a 10% equity.
などの言い方をします。
その後ドラゴン達は厳しい質問を投げかけ、投資の価値があるビジネスかを見極めます。投資してもいいと判断した場合、大抵提示された株の割合よりも高い%を言ってきます。
I am going to make you an offer.
I am going to offer you all of the money but I want 45 % of the business
などと。(45%はちょっとgreedyな気がしますが).投資に興味がない場合は必ず、
I am out.
と言わなければなりません。
… for that reason, I am afraid I am out….
「これこれの理由で、私は抜けますよ〜」と。

もちろん起業家側にはオファーを断る権利があります。希望とは違ったり複数オファーがあり考える時間が欲しい場合は、 Can I talk to the wall? (後ろの壁に向かうから) とか We need to confer などと言って少し時間をもらうことができます。稀にドラゴン全員から投資オファーがある場合もあります。

面白いのは、「え、こんなビジネスに投資しちゃうの?」という意外性やドラゴン同士の競争です。

プレゼンテーションが上手い人はすごく勉強になります。質問に対する答え方、声のトーン、マナリズムなど。相当な準備をして臨んでいることがわかります。

反対に、基本的な数字を把握してこない人、根拠のない営業数字出す人、実は自分は数%しか持分はなく影に本当のビジネスオーナーがいてその名前はdiscloseできない人もいます。投資のプロであるドラゴン達に怪しいところを見抜かれボロクソ言われる人、いいオファーなのに強気に出てドラゴンとの駆け引きに失敗する人など、色々です。

まあ empty-handed で終わったとしても番組を見ていた他の投資家からの思わぬフォアーがあるかもしれないし、いいビジネスの宣伝ですね。効果は絶大です。

公式サイト
現ドラゴンの中ではDeborahがお気に入りです。


観れるエピソードはYouTube上に沢山あリます。ビジネスアイディア欲しい人やスタートアップに興味がある人にもオススメです。

やちなみに、アメリカではShart Tankというアメリカ版 『マネーの虎』が放映されています。こちらはシリアスなDragons’ Denと違いアメリカらしい楽しい雰囲気です。

イギリス英語の勉強はTVを上手く使って

エピソードはYouTubeで検索すればたくさん出てきます。起業家のプレゼンの上手い下手に関わらず数多く観れば観るだけ英語の勉強になります。ただ、みな話すスピードが早いです。数字も沢山で出てくるので初めは難しく感じるかもしれません。(中級レベル〜)

でもご安心を。YouTubeの字幕機能があります。英語字幕付きのエピソードを探してください。字幕が見れない動画もありますが、その場合は動画のスピードを調整して遅め設定で繰り返し聞けばいいです。(ごく最近私はこのYouTubeの字幕機能に気がつきました。 今までは聞き取れなかった箇所を何度も何度も繰り返し観ていました。悲) 

アメリカ英語を聴き慣れてしまっている日本人にとっては、イギリス英語は聞き取りにくく感じるかもしれません。始めは内容の理解よりもイギリス特有のイントネーションやフレーズに耳を鳴らしていくつもりでいいと思います。

ドラマとは違う本当の「生きた英語」を聞けるいい番組だと思います。

知っておくと便利なビジネス英単語

  • in return for / in exchange for =「引き換えに、見返りとして」。ほぼ全部のエピソードで聞きます。
  • a pitch = 売り込み
  • equity shares 株式の持分
  • revenue 収益。 revenueはsales以外の収入を含むこともあり。例えば代理店からの収入や不動産収入など
  • turnover =こちらも「収益 」の意。イギリスで使われる単語。
  • sales = 売上高
  • profit = 利益
  • gross とnet
  • gross profit = 総利益 (単純に売上から仕入れ/経費を引いた利益。日本では粗利益とも言う。
  • net profit = 純利益 (利益から利息や税金などを引いた最終的な利益)
  • cost とexpense = 費用、経費の意。損益計算書と貸借対照表により使う言葉が違う。
  • be hefty =  big
  • to have legs = 永続性がある if the business has legs, it can be successful.